どうも、ナースヒーロー 西 英雄です。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は 「呼吸器ケア 2017.4」を読んで
勉強になったことをまとめました。
新人さんから指導者まで、
やはり誰が読んでも勉強になることがあります。
看護師7年目の私の視点から、
読みどころポイントを紹介していきます。
呼吸器のびょうき図鑑
4月号のメイン特集です。
COPD、喘息、IPなど、
呼吸器で良く出くわす8疾患について
とても分かりやすくて勉強になりました。
病態、治療、呼吸管理、看護ケアと、
カテゴリー別に説明しているところがポイントです。
私にとっては復習という感じで
知らない病気はありませんでしたが、
それでもしっかり読んでいきます。
率直な感想です。
新人に教えるのに役立ちそう
もちろん自分で読んでも復習になる
やっぱり知らないことはある
時代の流れはNPPVと在宅に
2,3年目とか、微妙にうろ覚えレベルの人に
役に立つかなと思いました。
コレを新人と一緒に読みながら、
病棟の患者さんや先生の治療なんかと
照らし合わせたりするといい効果が期待できそうです。
あとは私に関してですが、
「抗繊維化治療薬」知りませんでした。
IPに関しては呼吸器看護師なら必ず必要な知識ですし、
知識を基に高度な呼吸管理が必要です。
個人的には思っています。
そんなIPで特発性肺線維症の治療に使われる薬ですが、
私は存在すら知りませんでした。
6年働いていても、病院がその治療方法や
薬と使っていなかったら知らないですよね。
そんな事を思いながら、
「やっぱり勉強は大事だなぁ~」と。
そしてNPPVとか在宅看護に関する内容も
増えてきていると感じました。
今ではNPPVなんて一般病棟でも当たり前になってきているし
在宅でも普通に診れないといけなくなってきています。
数年前の雑誌ではもちろん取り上げられていないわけですから、
こうして最新の雑誌を読んでいくことも必要なんだと改めて思いました。
次にいきます。
肺炎のケアと予防
特集記事の2つ目です。
肺炎は呼吸器看護師でなくても絶対に出会います。
肺炎予防は全ての患者さんに当てはまるので、
看護師として肺炎の知識は必須です。
そんな肺炎について、
これまた大変勉強になりました。
肺炎の分類、全部言えますか?
分類といってもたくさんあります。
肺炎になった場所で分類
病態別の分類
原因微生物による分類
なんとなく分かるけど結構ごちゃごちゃで、
さらにそこに多くの抗生剤を良く分からず使ってる。
そんなモヤモヤをすっきりさせてくれる特集でした。
なぜこの抗生剤を使ってるんだろ
この肺炎だからこの抗生剤か
先生はコレを疑ってこの抗生剤を選んだんだな
じゃあ、このまま熱が下がらなかったら次はこれか
こんな感じで理解が深まると、
毎日の看護も少し楽しくなりますよ。
ロボットのようにひたすらつなぐ。
もちろんそれを正しく確実にできることも大切ですが、
それだけではいつか辛くて辞めたくなります。
肺炎、抗生剤に関しての知識が深まるだけで
自分にできることが増えるし、
考えて看護しているという充実感に繋がります。
あとは、レントゲンやCT画像の見方も勉強になりました。
これを踏まえて病棟の患者さんの画像も見てみると、
より理解が深まるかなとか。
病棟を辞めた自分はもう診れないし、
解説してくれる医者もいないので
そこは悔やまれるところです。
そんな感じで肺炎の特集の感想です。
あとは、「AACNシナジーモデル」という
看護理論を初めて知りました。
非常に興味深かったので
勉強してみようと思います。
勉強していると、新たに必要だったり、
知りたいと思うことに出会います。
こうやって勉強がさらに新たな勉強に繋がり、
成長していけるんだな~なんて。
そして大切なのが、
こうしてまとめたり、人に説明したりすることで
より自分の理解を深めていきます。
以上が 「呼吸器ケア 2017.4」の感想です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
もう5月号が届いているので、
頑張って読んでいきます。