どうも、ナースヒーロー 西 英雄です。
ご覧いただきありがとうございます。


今回は改めて、 「看護師の給料や年収」について考え直して見たいと思います。


2018年4月で看護師8年目に突入するナースヒーローが、
今までのリアルな収入や転職経験を踏まえてまとめていきます。


↓それでは目次はコチラから↓


気になるところからご覧になって下さいね。

今だからこそ看護師の給料を考え直す



私は「国立系3次救急病院の一般病棟」で、
看護師としての人生をスタートさせました。


その病院で約6年間勤続した後に、
一般企業系在宅ホスピス」で訪問看護師を1年間。


さらに2018年2月からは応援ナースという形で、
民間企業系2次救急病院の一般病棟」で働いています。


今までに全く異なる3社から、
お給料を頂き生活をしてきました。


今回はそんなリアルな経験や違いを比べながら、
改めて看護師のお給料について考え直してみます。

看護師に対する世間のイメージとギャップ


看護師の給料は本当に高いのか?



看護師のお給料に対する世間のイメージは、
いつの世も何年経っても変わりません。



「看護師は高収入、お給料が高い!!」





そんなことをいつでもどこでも、
本当によく言われますし耳にします。


しかしながら私を含めた多くの看護師は、
誰もが少なからずこう思っているはず・・・

「いやいや、給料なんて全然高くないから」
「確かに最初は高いけど、そのあと全然伸びないから」
「夜勤や残業手当があるから、高く見えるだけ」
「ボーナスなんて、普通の企業の半分以下だよ」
「ってか命削ってやってんだから、もっと欲しいよね」
etc・・・



ついついこの手の心の叫びは止まりませんね(笑)


↓実際にこんなアンケート結果もあります↓

看護師の仕事と給料は、割に合っていると思いますか?






世間では「看護師=高収入」というイメージが強いですが、
実際に働いている私たちはそう思っていないことが大半です。


もちろん比べる職業や年代、方法によっては、
他の職業より高い部分もたくさんあるとは思います。


しかし実際のところは“誰と(何と)比べるか”というよりも、
やはり“働く当事者たちが現状をどう考えるか”を大切にしたいですね。


↓またこんなデータもあるみたいです↓

看護師の平均収入を世間一般と比較(男女別)


平均給与 平均給与+手当 年間ボーナス 平均年収(概算)
全体 30万4000円 33万3700円 89万4200円 489万8600円
男性全体 33万5200円 37万900円 104万3500円 549万4300円
看護師 30万3900円 34万2400円 82万9100円 493万7900円
女性全体 24万4600円 26万2700円 60万9900円 376万2300円
看護師 29万8800円 33万700円 82万6600円 479万5000円




男性全体看護師()>全体平均看護師()>女性全体





看護師と全体の平均収入と比べた結果から、
世間での看護師の現在置を想像することができます。


データに関して私の経験やイメージと大きなズレもなく、
看護師の平均収入はこんなところかなと思います。

看護師の収入に男女差はあるの?

まず全体平均と看護師の収入を比較してみると、
看護師(男)はやや上回るものの看護師(女)は下回ります


看護師間の男女で収入に差があるのかというと、
私の経験上でも個人的にも全く感じたことはありません。


看護師の基本給や手当に男女で差はありませんし、
「男性看護師の方が高収入」という空気も当然現場にはありません。


こういう点がまさにデータの歪みというか、
実際とのギャップなのだろうというところです。


例えば扶養手当や住宅手当、危険手当などは、
男性の方がもらう可能性が高いとも考えられます。


手当が増えれば収入も増える訳で、
その積み重ねが先のようなデータの差に現れる可能性もあります。


他には「夜勤をやらない看護師は男女どちらが多いか」と考えてみると、
やはり色々なもろもろ込みで女性の方が多いと言えます。


すると夜勤手当てをもらっていない看護師は、
必然的に女性の方が多いことになり収入も少し下がります


加えてそもそも男性看護師の割合はというと、
増加傾向にあると言ってもまだまだ看護師全体の6%程度です。


94人の女性看護師と6人の男性看護師の平均収入を、
シンプルに比べて良いものかどうかといった疑問なども出てきます。


そんなことを考えだすと最終的には、
平均って意味ないよね、何の平均?」となりそうなのですが・・・


しかし先のデータを女性だけで考えてみた場合は、
看護師(女)が女性全体を大きく上回っています。


女性だけの職業や女性が多い職業という枠で比較すると、
明らかに看護師のお給料は高い方ということが分かります。


女性がそれぞれ自分の収入について考えてみると、
「やっぱり看護師は高収入」という結論になるのも分かります。


そう考えると女性が大半の看護師という職業は、
”世間(の女性)的には高収入”だと思うのは自然なことなのかもしれませんね。

男性看護師には危機が迫っている!?

そして男性看護師の結果については、
個人的にも非常に重要です。(だってナースマンだから)


こちらは単純明快に男性全体の平均収入と比べて、
男性看護師の収入が低いのは事実です。


非常に残念ではありますが、
ナースマンは男性の全体平均に劣りまくるという結果。


私自身の感覚としても、事実だと思います。
(目を背けたい事ではありますが・・・)


しかしそう考えると単純に、



男性看護師に赤信号!!





20代を過ぎ今後30代、40代と、
看護師がバリバリ出世して収入を上げていくことは難しいです。


自分で自分のことを書いているようで辛いですが、
私の看護師としての収入も近いうちに増える予定はありません


ここはまさに男性看護師特有の悩みといった感じですが、
看護師は着実に出世もしなければ実力で収入が増える職業ではありません


男として将来的には家庭も持ちたいし、
家族を養うために収入を増やしたいと多くの男性看護師も思っています。


しかし残念ながら個人的には、
今の看護業界では難しいだろうと思います。


まさに私がネットビジネスに参入した根元がここにありますが、
本当にマジでヤバイ」ということです(笑)


もちろんそれは男性看護師に限ったことでありませんし、
女性看護師も看護師以外の職業でも同じことです


私たち看護師も全ての社会人と同じ様に、
今のお給料や将来の収入に対する不満と不安は消えません。


結局どんな職業であったとしても、
お金に関する悩みは一生尽きないということですね。


それでも世の中を生きていく為にはお金が必要ですし、
自分で選んだ道なのですから前向きに考えていかねばなりません。


その為にも今まで頂いたお給料について改めて見直してみたり、
この先の財形や人生設計を真剣に考え直さなければいけない時なのだと言えます。

看護師はやっぱり浪費家なのか・・・

こちらも看護師であればかなり耳にするワード。

「看護師は金遣いが荒い」



何なんでしょうね、コレ(笑)


他人の事はどうこう分かりませんが、
自分に置き換えてみると正直半々です。


自分の周りの看護師を見ても、
非常に倹約な人は多くおられます。


なので一概に看護師は浪費家かと言われれば、
そうでない人もたくさんいますね。


ただ自分の趣味や楽しみなど、
納得した事には惜しみなくお金を使う


私も自分でそう思いますし、
周りを見ていてもそんな感じがします。


納得したモノにはとことんお金を費やして、
不要なモノには逆に全くつぎ込まない。


どちらかと言うとそんな感じですね。


私の後輩で奥様がものすごく倹約家なのですが、
月にお小遣いが1万円の看護師もいます。


それだと本当に1回飲みに行ったらほぼ終了なのですが、
その夫婦は年間に200万円程貯金が貯まるとか貯まらないとか。


ちなみにその後輩も奥様も両方看護師です。


看護師の平均年収が500万円程だとすると、
世の中の看護師夫婦は二人合わせて年収1000万円を超えていきます。


そう考えると単純に、
結構スゴイななんて思います。


ただやはり色々な看護師を見ていても分かりますが、
お金を使いたくなる場面というのは多いようです。

美容(化粧品、エステ、ジム、脱毛、矯正)
旅行(夏休みで海外旅行はてっぱん!?)
日々の外食や買い物(服、靴、ブランド品)
趣味(カメラ、ディズニー、USJ、酒、車などなど)
etc・・・



それに加えて日々のストレス解消や、
自由な休みの日を最高にしたいという気持ちも強いです。


どうせ買うなら、どうせ食べるなら、どうせ行くなら、
好きな物、イイもの、納得いくモノ。


ケチって失敗したくない、迷ったらとりあえず高い方、
大は小を兼ねるし、とにかく後悔したくない


もはや脅迫観念的な職業病かもしれませんね(笑)


今、最大限の褒め言葉を探しましたが、
いい意味での太っ腹かつ気前が良い」でどうでしょう。


そんなところが「看護師=浪費家
というイメージに繋がっているのかもしれませんね。


どちらにしても看護師本人たちは、
決して無駄なものにお金を使っている感覚は無いはずです。


そんな一見すると高収入に見える看護師も、
冷静に考えてみると将来への不安は多い。


だからあなたもこのような記事を読んでいるのだと思いますし、
看護師もお金の使い方や増やし方を学んでいくべきだと私は思います。


簡単に言うと、



「今あるお金を、より多くのお金を生み出す為に使う」





↓まさに“学びて富み、富て学ぶ”ということですね↓





私も昔は服やら靴屋ら家電やら、
結構なお金を費やしていました。


しかし今では部屋にテレビもありませんし、
豪遊という豪遊は全く無くなりました。


住んでいる部屋もワンルームでユニットバスですし、
ベッド、机、パソコンでほぼ完結しています。


なぜならそれで充分だからですね。


お金の使い所は主に健康と知識、そして時間です。


未来に資産を残す為の自己投資には、
躊躇することなくお金をガッツリ使う。


これができるのもやはり自分で納得しているからですね。


ビジネスの構造を勉強し、
実際にネット上で組み立ててみる。


行動したら色々な失敗もありますが、
その分色々なことも分かってきます。


行動して失敗して修正して、
また行動してたまに成功して結果が出て。


その繰り返しで看護師以外の収入源を得ることが出来ましたし、
これからもどんどん増やしていきたいなと思います。


結局はみんな自分次第。


自分の人生に責任を終えるのは自分だけですから、
みんなそれぞれ納得のいく人生を目指していきましょう!!

いざ、看護師のお給料を徹底解剖

さてここからはより冷静になって、
看護師の給料というものを紐解いていきたいと思います。

看護師の年収の内訳



まずは私たち看護師が最も気になる「年収」の内訳から。


看護師だから内訳が特別という訳ではありませんが、
それでも職業によって特徴というものはあります。


看護師の年収も他の職業と同様に、
以下のような要素から成り立っています。

①基本給
②諸手当(所定内+所定外)
③賞与(ボーナス)
④控除(税金とか引かれるやつ)



皆さんもご存知の通り、
この4つの要素から給料が成り立っています。


つまり年収は基本給、諸手当、ボーナス
年間総支給額を足したもの(①+②+③)となります。


そして年収から控除として差し引かれた金額を、
私たちは実際に手取りとして受け取っているということです。



「1年間に自由に使える金額=①+②+③-④」





といった感じ。


こう考えると1年間に入ってくるお金は非常にシンプルで、
普通に将来予測をすることができます(良い意味でも悪い意味でも・・・)


さらに看護師が気になる、
毎月の手取り額についても同様です。


基本給(固定)と諸手当(変動あり)から、
毎月の控除額を差し引いたものが1ヶ月の手取りとなります。


毎月の手取り=①+②-③」ですね。


結局私たち看護師の給料も、
基本給と手当とボーナスから成ります。


1円でも年収や手取りを上げたいと考えた時には、
”①〜③のどこで多くもらえるのか”ということを考える必要があります。


しかし私の中ではもう結論というのは出ていまして・・・

基本給→全然伸びない
諸手当→ほぼ残業+経営母体により様々
ボーナス→少ない



という感じです(笑)


次からはその辺をもう少し、
掘り下げながら詳しく考えていきます。

基本給



基本給というのはご存知の通り、毎月の給与の基本部分です。


病院や施設など経営母体の給与規定により、
色々な決め方やパターンが存在します。


実際に私の場合ですが・・・

国立系3次救急病院の場合は、基本給は年功給のみ。
(例えば、基本給=年功給=20万円


次に働いた在宅ホスピスでは、基本給が年功給と職務給に分かれていました。
(例えば、基本給=年功給+職務給=20万円



分かりやすく言うと・・・


その会社での社員としての基本給が年功給で、
職種としての基本給が職務給といった感じ。


職務給はプロフェッショナル給という名称でしたが、
看護師なら〇〇円、理学療法士なら△△円といった社内での決まりですね。


このように基本給にも会社の事情や思惑?なんかがあるようで、
それぞれ経営母体によって微妙な違いがあるということですね。


ただどちらが良いとか悪いとかではなく、
私の経験でも両者の違いで不利益を感じたことはありません


あくまでも基本給は固定給であり、
給与の基本部分であることに変わりはありませんね。

諸手当



お次は手当についてです。


看護師の給料に最も影響を与えるのが、
毎月の諸手当だと実感しています。


しかもその多くを占めるのが、「時間外手当」という残業。


残業が多ければ年収が増え、
残業が少なければ年収が減る。


そんなジレンマに苦しむ看護師も多くいるはずです。


まして残業代が本当に正しく頂けているかと言えば、
グレーやブラックな部分も多いのが現状。


まずはもう一度落ち着いて、
看護師の手当について整理してみましょう。

看護師の代表的な手当



手当というものをより細かく見てみると、
所定内手当」と「所定外手当」に分けることができます。


(全然覚える必要ないですが一応・・・)

所定内手当=毎月の金額に変動なし
(通勤手当、扶養手当、家賃手当、資格手当など)


所定外手当=毎月の金額に変動あり
(残業手当、夜勤手当、休日手当など)



といった感じ。


手当に関しても毎月固定のものと変動するものがあり、
私たちのお給料に影響を与えています。


以下、看護師に馴染みのある手当を一覧にしてみました。

【所定内手当】
通勤手当 通勤にかかる交通費。家からの職場までの距離や、通勤手段に条件があることも多い。
家賃手当 賃貸の家賃に対して決められた上限が支給される。
住宅手当 持ち家のローンに対する手当。家賃手当はもらえるが、住宅手当はもらえないという話も多い。
資格手当 認定や専門など、その他の特別な資格に対して加算される。
特殊業務 大体はOPE室勤務の看護師に支給。無い病院もある。
役職手当 主任や副師長など管理職に昇任した場合に加算。当然病院によって額は違う。
危険手当 危険が及ぶ可能性がより高い業務に支給。正直、全看護師が頂くべきもの。
地域手当 地域の物価などを考慮して支給される手当。東京が最も高い。
寒冷地手当 超寒い地域で支給され、期間限定の場合も。
家族手当 扶養する家族がいる場合に支給。もちろん職場によって額もバラバラ。
交代勤務手当 夜勤手当とは別に支払われる場合もあるとかないとか。
食事手当 私も初めてもらいました。福利厚生に近いレベルで稀。
【所定外手当】
残業手当 超過勤務に対して支払われる。看護師の給料に影響大。とにかく働いた分はちゃんと欲しい・・・
夜勤手当 22時から翌5時の間に業務を行う場合に割増支給。夜勤1回の支給額も職場によって様々。
休日手当 法定休日に業務を行い代休を取らない場合にもらえる。今までにはっきりともらった記憶なし(笑)
年末年始手当 年末年始に働く人に割増支給。私は働く派。年末年始だけでなくGWとかお盆休みも欲しい。
皆勤手当 遅刻・早退・欠勤が無い場合に支給。休めないのが当たり前すぎてもらえないところも多い。



ざっと思い当たるのを書き出してみましたが、
他にも「こんな手当あります」というのがあれば是非教えてください!!


そしてこの看護師の手当に関して最も重要なのは、



「もらえる手当の種類や金額が職場によってバラバラ」





ということです。


私の知っている話でも、
家賃手当はもらえるけど住宅手当はもらえないとか。


つまり賃貸契約で毎月家賃を払うことに対しては補助があるけど、
家を買ってローンを支払っていく上では補助してもらえないということ。


この話は本当に結構耳にします。


あとは同じ名称の手当であっても金額に差があるのは当たり前ですし、
一般的な手当でもその職場に存在しないものもたくさんあります。


私事ですが「食事手当」なんて、
2回目の転職で初めてもらいました(笑)


なので看護師の手当というのはもはや福利厚生に近いものがあり、
選んだ職場がどうか」という点がキモとなっています。


病院選びの段階での情報収集も可能な限り行いたいですし、
何より自分のライフスタイルにあった手当がもらえるのが理想です。


簡単に言うと・・・


通勤手当がショボい職場に、
遠くから時間とお金をかけて通うのは損とか。


扶養手当や住宅手当に力を入れている職場では、
長い目で見て働いていけるかも」とか考えられます。


もちろん職場選びは手当やお金目当てだけではありませんし、
人間関係や拘束時間、業務内容なども複雑に絡んできます。


なので手取りや手当など目先の利益だけを求めるのは違いますが、
それでも大切なお給料に関してもらえる手当を把握しておくことは重要です。


結局のところ先ほども言いましたが、
看護師の給料は「基本給+手当」です。


基本給がなかなか伸びない看護師にとっては、
手当が持つ意味合いは非常に大きいです。


自分の生活スタイル(独身or既婚など)や今後の理想(家庭、住む場所、出世)などを考えながら、少しでも自分にあった給与形態の職場選びができると良いと思います。

賞与(ボーナス)

看護師のボーナスに関しては私の経験上、
一般的な企業の会社員と比べて低いかなと思っています。


もちろん今のご時世ですから、
ボーナス貰えるだけマシ」という見方もあります。


しかし看護師業界の常識からすると、
ボーナスがもらえない看護師なんてありえない」が普通。


以前働いていた在宅ホスピスでは、
会社の事情でボーナスの支給が分割になったこともありました。


これには非常に会社の都合や思惑がのしかかっていて、
要は「会社として儲かっているように見せる時期が必要」的なこと。


一般企業やビジネス業界ではよくある事?なのかもしれませんが、
看護師に対してそんな事をすると一気に不信感が募るという訳ですね(笑)


そんな余談もありながら・・・


まず賞与に関して必ず理解しておかなければならないのは、
賞与の支給は基本給に対して計算される」ということ。


常識的な当たり前のことではありますが、
学生さんや知らなかった方々はおさえておきましょう。


先ほどまでに説明してきた諸手当は賞与の計算には含まれません


例えば「手取り月23万円のAさんとBさん」について考えてみます。

Aさんは基本給20万円+諸手当8万円、
総支給28万円から控除があり手取り月23万円。


Bさんは基本給23万円+諸手当5万円、
総支給28万円から控除があり手取り月23万円。



賞与はどちらも「基本給に対して年間に4.0倍もらえる」という条件とします。


その計算でいくと・・・
(手当に関しては変動なしで考えます)

Aさんのボーナスは基本給20万円×4.0で年間80万円


Bさんのボーナスは基本給23万円×4.0で年間92万円



年収に置き換えてみると・・・

Aさんの年収:月額総支給28万円×12か月+ボーナス80万円=416万円。


Bさんの年収:月額総支給28万円×12か月+ボーナス92万円=428万円。



当たり前ですが、ボーナスの差額分12万円がそのまま年収の差になります。


結局何が言いたいかというと・・・


毎月の手取りや手当に変動がなかったとしても、
基本給の些細な違いが年収の差に直結する」ということです。


ここがまさに看護師の給料について、
多くの人が抱えるジレンマの中核です。


看護師の給料に関してはどうしても、
毎月の手取りが多い少ないに目が行きがちです。


しかし毎月の手取りには時間外手当や夜勤手当など、
変動する諸手当の影響が非常に大きいです。


これから結婚して出産して家庭を持つことを考えると、
いつまでも今と同じように夜勤やら残業やらができないトカ。


なので看護師の給料を考える上で重要なのは、
毎月の手取りではなく「年収」です。

  • 今の自分の年収はどういう形で成り立っているのか
  • 基本給は今までにどの程度上がってきているのか
  • 変動する手当の占める割合はどのくらいか
  • ボーナスの利率が他と比べて高いのか
  • etc・・・



    といった内容を確認しておく必要があります。


    ボーナスの話に戻りますが、
    利率は経営状況によっていつでも変わり得るものです。


    看護師をしているとボーナスをもらうのは当たり前という感覚が強いですし、
    まして利率が下がるなんてことはあり得ないというのが常識化しています。


    ですがもはや病院経営も戦国時代に入っています。


    私の知り合いが勤めている某病院も、
    医療ミスやらなんやらで内情が悲惨なことになっています。


    なのでこれからの時代は看護師業界も、
    いよいよボーナスというものがあてにならなくなります


    これはボーナスだけに限ったことではありませんし、
    全く他人事では済まされない危機感があります。


    今は良くても明日には病院が潰れているかもしれませんし、
    今年のボーナスは大幅カットなんてことも考えられます。


    一般的なビジネス業界で当たり前に起こっていることが、
    今まで安泰だった医療・看護業界にも既に押し寄せているということ。


    そんな時代に突入しているからこそ、
    自分の給料については改めて真剣に考え直さなければなりません。


    大手だからといって安泰な会社が一つもないのと同じで、
    看護師だから生活には困らないという時代は終わっていきます


    自分の理想の収入や生活を守ったり新たに得ていく為には、
    それなりのお金を稼ぎ続ける必要があります。


    そう考えると看護師は現状ですら全然安定ではないし、
    肉体労働だけに依存していると歳を重ねるほど収入が減ります


    そんな自分の未来や予測に危機感を感じるからこそ、
    看護師以外での収入を得たいという発想になりますし行動できる訳です。


    でもまずは自分の現状と未来について真剣に考える必要があり、
    給料という一番分かりやすい形で見直してみることをオススメします

    控除(こうじょ)について

    ここでは「控除」の基礎的な知識も、
    少しばかりまとめておきたいと思います。


    毎月の給料日は、誰もが心弾ませながら給料明細を開封すると思います。


    そんな幸せにいつも水を差すアレです・・・



    「え、税金と保険料ってこんなに引かれるの!?」





    自分の年収や毎月の手取りをより理解する為にも、
    給与から差し引かれる控除についても少しずつ理解を深めていきましょう。


    正直私も詳しい訳ではありませんが、
    苦手意識を振り払って知る努力をしていきます。


    給料明細に記載されている控除項目について、
    簡単な解説をしていきたいと思います。

    健康保険料



    私たちが加入する健康保険制度は勤める病院や施設など経営母体によって、
    組合健康保険と全国健康保険協会健康保険(協会けんぽ)の2種類に分かれます。


    健康保険料は毎年4、5、6月の給与平均額(標準報酬額)に、
    保険料率を掛け算して計算された金額を職員と会社側が折半して負担します。


    重要なのは毎年4、5、6月の給与の平均額に対して、
    月々の差し引かれる保険料が計算されるということ。


    言い換えるならば「4、5、6月はあまり稼ぐな!」ということです(笑)


    新年度でもあり残業が多くなる時期ではありますが、
    この時期の給与が高ければ高いほど健康保険料も高くなります。

    介護保険料



    40歳以上になると負担するようになるものです。


    介護が必要な状態と認められた時に費用の一部を支払うことで、
    介護サービスが利用できるようになるという制度です。


    介護保険料に関しても会社と私たちが折半して負担します。

    厚生年金保険料



    病院など会社に勤める職員は、
    国民年金と厚生年金という2つの年金制度に加入しています。


    国民年金が年金制度の基礎部分のことで、
    厚生年金が勤める人にとっての上乗せ制度というイメージ。


    厚生年金保険料も健康保険料と同様に、
    標準報酬月額(4、5、6月の給与の平均額)に対して計算されます。


    国民年金と厚生年金保険料を合わせて、
    厚生年金保険料」という名称で毎月給料から天引きされます。


    こちらも保険料の負担は会社と私たちで折半。

    厚生年金基金(企業年金)



    企業年金制度の一つ。


    厚生年金の一部を会社が国に代わって上乗せする制度です。


    この制度がある会社では、国民年金・厚生年金・企業年金の3つの年金制度から支払われます。


    私が今まで働いた職場では企業年金制度はありませんでしたが、
    就業規則などで今一度確認してみてくださいね。

    雇用保険料



    労働者の生活および雇用の安定と、就職の促進を目的とした保険です。


    何らかの事情があり失業した場合には、
    失業保険として給付金を受け取ることができます。


    看護師をしているとなかなか失業する機会はありませんが、
    しっかりと保険料は納めているということですね。


    有事の際にしっかりと社会保障制度を利用する為にも、
    こういった知識も非常に重要だということを改めて実感します。

    社会保険料合計



    健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料など、
    上記で説明してきた社会保険料の合計額です。


    社会保険料の合計金額は、所得税と住民税の課税対象外となります。


    しかしこれらの社会保険料は月給と同様に賞与からも差し引かれていきます。
    (ボーナスくらい引かなくたっていいのにね、とみんな思っています・・・笑)

    所得税



    個人の所得に対してかかる税金。


    稼げば稼ぐほど税金を納めることで社会貢献ができます。


    課税対象額(給与から社会保険料や扶養控除などを除いた金額)に、
    税率を適用する形で計算されています。


    所得税は毎月の給与やボーナスから源泉徴収され、
    年末年始の給与で過不足額の清算が行われます。(←いわゆる年末調整というやつ

    住民税



    都道府県民税と市区町村住民税の総称で、
    前年度の所得に応じた税額が徴収されます。


    どこに住まいを移そうとも逃れることは決してできません(笑)

    財形貯蓄



    非課税かつ給料からの天引きで貯蓄できる制度。


    様々な財形制度がありますが、
    財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄は非課税です。


    勤務先の会社に財形貯蓄制度があれば利用することができます。




    以上「控除(社会保険料や税金)」に関して、
    大まかな知識をまとめてみました。


    私も記事を書く上で調べ直したりと、
    改めて知識を深めることができました。


    税金や社会保障制度に関しては、
    知らないと損することもたくさんあると思います。


    法律や制度などは確かに非常に難しいイメージがありますし、
    看護師が学ぶ機会はほとんど無いかと思います。


    ですが少しでも賢く自由に使えるお金を増やす為にも
    自分の給料について考えることをきっかけに少しでも勉強していきたいですね。

    さらに多角的視点で看護師の年収を比較



    ここまで看護師のお給料の中身について、
    かなり細かい内容まで嚙み砕いてきました。


    最後は少し視点を変えて、
    看護師の年収について+αの現状理解をしてみます。

    看護師の平均年収(男女別・年齢別)



    こちらのグラフは、看護師の平均年収を男女別と年齢別に比較したものです。


    出典:厚生労働省「H28年 賃金構造基本統計調査」



    個人的には看護師の給料に男女での優位な差は無いと思っていますが、
    一つのデータとして参考にしていただけたら幸いです。


    グラフを見ても分かるように、
    やはり看護師の年収の伸びは悪い


    年齢と共に徐々に上がっているようではありますが、
    世間一般的な終身雇用や勤続年数による利点は感じられません。


    確かに看護師も年々給料が上がっているようですが、
    実際はそれを遥かに上回る程の仕事量と責任がのしかかってきます


    この辺りがまさに給料だけでは片付けられない問題で、
    お金と仕事量や、時間の自由などは常に天秤にかけられます。


    簡単に言うと・・・


    仕事ができる人がもっとお給料をもらえて、
    仕事が出来ない人は努力をしないとお給料は増えない。


    そんな実力主義な看護業界になって欲しいということ。


    免許持ってればみんな基本給は同じというのは、
    現場で必死に働いている人からしたらあまりにもバカバカしい。


    もっと個人の能力や実力が評価される業界になれば、
    成り上がりたいギラギラした看護師が増えるのかもしれませんね。


    いい意味で競争意識も生まれ、
    当然看護サービスの質も上がるのが理想です。

    看護師の平均年収(従業員規模別)



    次に看護師の平均年収を会社や病院の規模別に見てみます。


    出典:厚生労働省「H28年 賃金構造基本統計調査」



    一般的にも言えることなのかもしれませんが、
    看護師の給料も勤務先の規模が大きくなると高くなる傾向にあります。


    例えばいわゆる3次救急の総合病院や大学病院であれば、
    病床数は800床近くで従業員の数も1000人を超えてきます。


    私が新卒採用していただいた病院も某国立系3次救急病院でした。


    確かにこのデータを見ると規模が大きくなればなるほど、
    看護師の給料も高くなっています。


    しかし私がこれまで8年弱の看護師経験を歩んだ中で、
    会社の大小でお給料の違いを感じたことはありません


    3次救急病院の次に転職した在宅ホスピスは小規模でしたが、
    基本給は6年間勤続した前職より上回っていたくらいです。


    この事実に直面した時はある意味凹みました(笑)



    「え、俺の6年の積み重ねよりもこの会社の新人の方が基本給が高いなんて・・・」





    何より会社の規模が違えば福利厚生も全然違うし、
    そもそも医療の質や学べることが全く異なります


    この辺りも一概にお給料だけを見て浮き沈みするのではなく、
    看護師として学びたい領域や携わりたい医療という自分の理想が大きく関係します。


    結局お金だけでは自分の心と体を満たすことはできませんから、
    看護師としてどうなりたいか、何を学びたいかということも非常に重要です。



    「お金は人生を豊かにする要素の1つにすぎない」





    ということは皆さんも既にお分かりだとは思いますが、
    だからこそみんな悩むし不安が消えることはないということですね。


    しかしそんな不安を少しでも減らしていく為には、
    現状から逃げずに何かを行動していくしかありません


    そして行動するには知識が必要で、
    知識を得るにはやはり勉強しかないです。


    結局いつもの答えになりますが・・・


    勉強→行動」を繰り返すことでしか、
    理想の自分に近づける方法はないと思います。


    だから看護師でも制度や法律の勉強は必要になるし、
    関係のないビジネス業界の知識も生かすことができるのです。


    特に就活が超ぬるま湯な看護師の弱いところは、
    自分で自分の理想を掴みとる行動力」だと私は思います。


    私もそこに気づいて行動し始めたは2年前くらいであるのですが、
    ネットビジネスというものを通して日々学んでいるといった感じですね。

    平均年収の経験年数推移(医療職種別)



    更に他の医療従事者との比較データもありましたので、
    参考までに見ていきたいと思います。





    数字はあまりあてにならなさそうでしたので記載していませんが、
    経験年数に応じた平均収入の推移を他のコメディカルと比べてみます。


    まず私がこのデータを見て思ったのは、
    薬剤師さん、すご!!」です(笑)


    平均年収において、
    看護師が薬剤師に全ての年代で完敗


    この結果が当事者の感覚としてどうなのかは重要ですが、
    今度知り合いの薬剤師さんにも聞いてみたいと思います。


    色々考えてみても薬剤師になるのは、
    看護師より時間もお金もかかるイメージがあります。


    大学に6年行かなければなりませんし、
    そもそも私立の大学が多い印象もあります。


    学費だって看護師と比べたら明らかにかかるでしょうし、
    まぁ基礎学力や偏差値も差があるでしょう。


    だからといって年収に差があるという訳ではなく、
    看護師と比べてより努力が必要な場面も多いという個人的感想です。


    そう考えると理学療法士や作業療法士も非常に狭き門だと思うのですが、
    新卒から看護師を下回る形で推移しています。


    しかし経験年数15年あたりで看護師を逆転しそうな勢いですし、
    給料の伸び」という点では上回っている要素かもしれません。


    こんな感想を抱きながらお給料と経験年数に関してまとめていくと、
    私たちが働いていく上で最も意識しなければならないことが見えてきます。


    それが、



    いかに肉体労働から知識労働に比重を移していくか





    一般企業でも年を重ねて出世するごとに、
    肉体労働が減っていくと考えられます。


    人を動かしたり組織を束ねたりする役職につき、
    当然給料も上がっていくという自然の流れです。


    もちろん看護師にも管理職というものはあるのですが、
    一概に管理職だから価値が高いという空気を感じません


    とにかく元気で丈夫な働きアリをたくさん雇った方が、
    会社としては都合がいいし儲かるという考え方もできます。


    看護師さんなら分かると思いますが・・・


    給料50万円のS級看護師を1人雇うよりも、
    給料20万円のB級看護師を2人の方が価値があるという考え。


    非常に悲しい話ではあるのですが、
    経営者視点でそう考えるのも正解だと思うのです。


    なぜならそのS級看護師は1円にもならないから


    S級看護師が新規の患者を多く集客してくる訳でもなく、
    病棟の稼働率を格段に上げられる訳でもない。


    もちろん知識や経験は素晴らしいですし、
    医師や患者からの信頼も厚い。


    でもお金は運んでこない


    まさにビジネス的な考えですが、これが世の中だと私は思います。


    看護師として価値を認めて欲しいのであれば、
    相手にとって価値がある存在にならなければなりません。


    自分はこれに詳しいとか勉強してるとか、
    そんな自己満では誰も認めてくれないということです。


    厳しい内容ですが、自分に向けて言っていることでもあります。


    自分の知識や技術、経験に価値があると思うなら、
    それを多くの人に知ってもらう行動をまずしなければならない


    私がブログを書き始めたり、
    勉強動画を発信している理由はそこにあります。


    その情報発信が多くの人の役に立てば立つほど、
    価値があると認めてもらえることになる訳です。


    勉強になりました」とか「ありがとうございました」とか、
    コメントやメッセージを頂けるだけで私の心は満たされます。


    もちろん批判やブーイングは真摯に受け止め、
    また勉強し直したり伝え方を考え直したりします。


    そうやって転んで起きて、また歩き出して。


    進み続けていれば何かしらの結果は出るし、
    いくらドジでも10回に1回くらいは成功します


    ましてや看護師なのですから同じ失敗にはめっぽう気を遣うし、
    危機管理能力や問題解決能力は優れていると自覚しています。



    自分の価値を世の中でもっと高めたい!





    そう考えた時に選んだのが方法がインターネットでしたし、
    看護師×ネットビジネスという発想になったのだと思います。


    まだまだ発展途上すぎて偉そうなことは言えませんが、
    価値あるものは必ずお金に変えることができる」と思うのです。


    それは看護師としても人間としても同じですし、
    私もあなたも誰にでも可能なことだと信じています。


    ただあまりにも前例が無さ過ぎるので、
    まずは自分が証明しないとな」というところです。


    少し熱くなり個人的な話にズレてしまいましたが、
    看護師として長く働き続けたいからこそビジネス思考を学ぶ必要があります。


    つまり「看護師以外の収入源を手に入れろ」ということです。


    たったこれだけ。


    これができるだけで、今の悩みや未来に抱えている不安は激減します


    とにかく何でもいいから、
    自分で稼ぐ努力と勉強をしてみる。


    行動しなければ何も始まりません。


    未来の事を考えると不安ばかりが頭をよぎるし、
    結果的に目を背けて今の良い面ばかりを見てしまいます。


    今回改めて看護師の給料について考えたり、
    情報を集めて現状と未来に目を向けてみました。


    確かに看護師にとって厳しい見通しはたくさんありますが、
    それでも今から準備して行動して理想に少しでも近づく


    これに尽きます。


    この記事がきっかけとなり、
    あなたの未来も何かが変わると嬉しく思います。

    【看護師の給料まとめ】



    非常に長々と看護師のお給料について考えてきましたが、
    今回のまとめをバシッと箇条書きしておきます。

  • 「看護師=高収入」というイメージは間違いなくある
  • 8割の看護師が仕事と給料に不釣り合いを感じている
  • 看護師の平均収入は世間一般と同等またはそれを下回る
  • 女性社会で比べると高収入な職業と言える
  • 男性看護師は一般男性平均を大きく下回る危機的状況
  • 看護師は決して無駄にお金を浪費しない
  • 給料で重要なのは「手取り」ではなく「年収」
  • 「手当」は看護師の給料に最も影響を与える
  • 手当の種類や金額は会社や病院により様々
  • ボーナスが当たり前にもらえる時代は終わる
  • 税金や社会保険料に詳しいと得をする
  • お給料の良し悪しだけで看護師は幸せになれない
  • 「働く場所」「時間」「給料」「やりがい」のバランスが大切
  • 「肉体労働」を減らし「知識労働」でお金を稼ぐ
  • 看護師の価値は人の役に立つことで初めて認められる
  • 看護師以外の収入源を得ることが一番の近道
  • 悩みや不安を減らす為には勉強と行動しかない
  • 今スグ行動に移さなければあなたも私も変わらない


  • ザザッとこんな感じでしょうか。


    私も今回の記事作成を経て、
    本当に勉強になることがたくさんありました。


    もちろん多くの人に見てもらい役に立つ為に書き始めた記事ですが、
    間違いなく自分の今と未来にガッツリと関わる内容でもあります。


    次回の記事ではもう少し具体的に、
    実際の給料明細なんかも載せていきたいと思います。

    転職しても悩みは決して解決しません

    最後にどうしてもお伝えしたいことがあります。


    ほとんどの情報サイトを見てみますと、
    このような記事の最終的な流れとしては転職を勧めるパターンが多いです


    私自身2018年の4月で看護師8年目となり、
    2回の転職を経験し今に至っています。


    まとめにも書きましたが看護師である私たちの幸せや充実は、
    決してお金だけでは満たすことはできません

  • 働く場所や仲間
  • 時間的余裕や自由な時間
  • 看護師としてのやりがいと興味
  • もちろん生活に不可欠な収入


  • 当然人間は欲深い生き物であり、
    全て手に入れたいと思うものです。


    ですが現実はそうではない。


    だからこそ「今の自分が一番望んでいるモノは何か
    を知ることが大切なんだと思います。


    お金が少し減ってでも自由な時間を増やしたい、
    大切な人と過ごす時間が今の自分には一番必要だ。


    残業も多くて超激務だけど、
    もう一度あの急性期病棟で力を試したい。



    「今ならあの時より、もっと前向きに働ける」





    そうです。


    大切なのは自分が前を向いているがどうか。


    どんな理由でどこでどんな看護がしたいのか、
    お給料以外に何を受け取りたいのか


    どうかここを重要視してほしいと思います。


    お金だけを求めていては、
    あなた必ず潰れる時が来てしまいます。


    多くの看護師がバーンアウトする理由もその一つ。





    今回は看護師の非常に厳しい給料事情などを書いてきましたが、
    それでも看護師はまだまだ恵まれています


    30代半ばで突然仕事を辞めたとしても、
    明日には年収500万円の仕事にありつけます。


    日本全国どこに行っても免許さえ持っていれば、
    看護師として当たり前にように働くことができます。


    自分次第で時間や場所の自由も得られるし、
    今の世の中で生きていけるだけの収入も貰えます。


    そう、恵まれているんです。


    看護師に限ったことではありませんが、
    どうしても自分の業界の嫌なところが目につきます。


    不平不満愚痴・・・


    もちろんその様な自分の素直な感情を見つめることは大切ですが、
    そこから必ず前向きな行動まで繋げて欲しいと思います。


    今の給料への不満や将来的な収入の不安があるからこそ、
    それを打開する行動を自ら探して挑戦していくべきなんです。


    そしてその打開策は決して転職だけではないと、
    私はビジネスを学ぶことを通して気付きました。


    自分の理想を自分の力で手に入れたり作り上げたりする。


    そんな努力に没頭できるだけでも、
    毎日がとても充実していると言えます。


    みんな毎日仕事が本当に忙しいですし、
    疲れてやる気が出ないかもしれない。


    でもやるかどうかなんです


    明日の自分の為に、今日何をするかなんです。


    結局は自分次第ですから、
    私も努力と行動を愚直に続けるだけです。


    そして新しい看護師の常識や働き方を、
    必ず自分の結果で証明していきたいと思います。


    これを読んでくれているあなたも、是非行動を。

    100%全ての看護師の役に立てる自信があります



    最後にこんなアンケート結果を載せてみます。





    今回の記事を書く為に色々と情報収集をしていたら見つけました(笑)


    これが世の中の看護師さんの本音みたいです。


    あと5万円欲しい」という人の割合4割程で、
    最も多いところが非常にリアルですね。


    私が副業というかインターネットでお金を生み出そうとした時も、
    一番初めに立てた目標が月5万円でした。


    そしてチャレンジ2ヶ月目にして、
    月収6万円を達成する事ができました。


    当時の事を今になって振り返ると、
    本当に人生変わったな」と思います。





    そこからさらに月収10万円と実績を伸ばすこともでき、
    非常に金銭的な自由と余裕が増えました


    そんな自分に成長しこのアンケート結果を見つけた時は、
    てことは、全看護師の役に立てるやん」とシンプルに思いました。


    看護師だけど看護だけが価値ではないし、
    人の役に立つ方法も看護だけであはりません。


    早い人なら初月で10万円も余裕で超えていきます


    全ては本人の意思と行動次第。


    大変申し訳ありませんが、
    楽々簡単片手間ではありません


    しっかりと必要なことを学んでいただき、
    かつ継続して行動をしていただかなければなりません。


    それでも今の給料にプラス10万円の生活が、
    今後の人生において継続的に得ることができる


    胡散臭いと機会を逃すのか、
    飛び込んで行動し何らかの結果を得るのか。


    それも全てあなた次第です。


    私はいつでもお待ちしておりますし、
    完全無料でメルマガもご覧いただけます。


    まずはメルマガで7日間お試し受講をしていただくこともできますし、
    その7日間で10万円稼ぐことも非常に現実的な目標です。


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    メリットだけでもご確認くださいね。


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    感想をお送り頂いた方にはプレゼントもご用意しておりますで、
    是非是非無料でガンガンガシガシ学んでみて下さい。


    無料なんて胡散臭いと回避するか、
    無料だったらとノーリスクで飛び込んでみるか。


    人生の転機となる決断かもしれませんから(笑)


    より多くの志を共にする仲間をお待ちしています


    最後まで読んでいただき、
    ありがとうございました。


    また次回の記事でお会いしましょう!!

    ↓こんな事も始めてみました↓

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